古いアプリの文字がぼやける

 Thinkpadを買って環境を構築している時に起きた現象なのですが、昔から使っているソフトの文字がぼやけて表示されてました。今思えば、解像度を落としたときのような表示になってしまっていたのではないかと。折角、FHDを買ったのに、その性能をフルに使えてないようで気持ちが悪かったので、対策方法を探しました。(意外にグズグズしたので、メモを残しておこうかと・・・)

 すぐに見つかったのは、アプリの実行ファイルのプロパティを開いて、互換性タブの高DPIスケールの変更を開き、「高いDPIスケールの動作を上書きします。」をチェックして、拡大縮小の実行元リストから「アプリケーション」を選択というものです。この方法を試したところ、ボタンとフォントのバランスが崩れている箇所があったりするのですが、全体的にクリアな感じになったので、しばらくは、この方法で様子を見ていました。ところが、ぼくの環境だと、理由はわからないのですが、アプリを落として、また実行するとこの設定が解除されることがたびたびあって、そのたびに設定し直すのが、非常に面倒でした(リムーバルディスクに実行ファイルを置いていたからかも知れないと思いつつ、よくはわかりません・・)。そもそも、設定する際にも1回で設定が反映されないときもあって、相性があまり良くないように感じていました。

 今まで、こんな現象を見たことないのに、そもそも、なぜこんなことが起こるのかをよくよく調べて見ると、どうも、解像度とスケーリングの問題らしいということがわかってきました。狭い画面の高解像度ディスプレイだと、狭い範囲にたくさんの画素を詰め込んでいるため、画像はクリアになるのですが、見た目のサイズが小さく見えてしまいます(その分、全体は広く見ることができます)。そのため、文字なんかは小さくなって読みにくくなるため、あるときからWindowsにスケーリングという機能が入って、見た目を拡大表示して、見やすくするような機能が付加されたらしいです。
 ぼくの場合は、12インチのディスプレイにFHDなので、Windowsの推奨が120%のスケーリングになっていました。このスケーリング機能に昔のアプリが対応していないということで、表示が崩れていたみたいです。これまで、ぼくは、たまたま100%のスケーリングでしか使ったことがなかったみたいで、こういう現象に合わなかったみたいです。ということで、スケーリングを100%にしたら、本来表示して欲しかった形になりました。スケーリングで拡大するくらいなら、低解像度のディスプレイでいいということで、その分値段を下げれば良いのでは?と思ったりします。折角FHDにしたのですから、フルスケーリングで使わないと魅力が半減しちゃうよな気がするのですが、どうなんでしょう?。まあ、目にはきつい設定なのですが、余計なお世話だと思うのは、ぼくだけなんでしょうか?。

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