格安SIMをホームルータ化

 前回、スマホを失敗した話を書いたのですが、それ以前に、光回線の申し込みをしていました。うちは、ロケーションがあまり良くないみたいで、3か月くらいかかると言われてしまいました(実際には、もっとかかりましたけど・・・)。3か月持たせるのに、スマホのテザリングでも良いかとも思っていたのですが、スマホを買い換えたのを機会に、ネット環境を少し整備したいと思うようになりました。というのも、うちは、簡単なNAS環境があって、ネットワークハブを使ったローカルネットワークを構築しています。PCのLANをローカルネットワークへ(こちらは、インターネットに接続できない)、Wifiをスマホにつないでもそれなりに使えてはいるのですが、インターネット回線が安定しないときがあるのが、気になっていました。データSIMをLAN接続できるWifiルータにセットして、今使っているルータに接続すれば、今まで使っていた環境で、そのままインターネットにも接続出来るようになって、ネット環境がスッキリします。最近、5Gとかで、出て来始めているホームルータを格安SIMで構築出来ないかと思ったわけです。
 探してみると、LANポートが付いているWifiルーターは、需要がないのか、あまり選択肢がありませんでした。殆どはポケットWifi系で、持ち運びに便利なWifi接続のみなタイプでバッテリ駆動のもの。LANポートが付いているものは、マニアック向けの高機能ルーターのような感じでした(最近は、リモート需要が増えたことで、選択肢が広がっているかも知れません・・・)。そんな中、こちらで、IO DataのWN-CS300FRの記事を見つけて、これが使えるのではと思い、試してみることにしました。こちらの記事では、楽天モバイルの容量無制限プランの利用にフォーカスされますが、うちの環境だと、楽天モバイルは使えるとは思えないので、そのメリットは生かせそうにないのですが、格安SIMで使えるなら十分元が取れるのではと思いました。
 使い方、等々については、他を見て頂くとして、DoCoMo系の格安SIMで問題なく接続出来ました。使ってみた感想としては、かなり快適になりました。と言うのも、新たにいろいろ設定しなくても、今まで、光ルーターに繋いでいたところをWN-CS300FRにつなぎ替えるだけで、今までの環境がそのまま再現出来るのが良い感じです。後、電源が100Vなので、バッテリーを気にせず常時接続が出来るのも、常駐環境としてはメリットがあります。気づきとしては、本体が思っていた以上に大きくて、思ったより場所を取ることと、スマホのときは、使ったデータ量をスマホで確認出来ていたのですが、それが出来なくなったこと。値段は若干高めだなと思うことくらいです。
 滞在日数が少ないなら、メリットはあまり感じられないかも知れませんが、長期滞在で、ネットワークにいろいろ繋ぎたい用途があるのであれば、良いのではと思いました。ちなみに、ネットに繋がらない時があるのは、モバイル回線側の問題っぽくて、WN-CS300FRでもたまに起こりました(調子が良い日は、全く起こらないのですが・・・)。ただ、スマホだと、接続し直したりしなと接続が再開しない場合が多かったのですが。WN-CS300FRだとしばらくすると、復帰してくれるので煩わしさは減ったような気がします。これで、光回線が開通するまで、なんとか、頑張れるような気がします。

WN-CS300FR
WN-CS300FR

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です