将来、Windows10から脱却することを少し考慮して、Linuxを検討しています。とは言えコマンドライン生活に戻るつもりはなくて、Window GUIなLinuxを検討しています。そうすると、第一候補はUbuntuになるのですが、Ubuntuは昔、ちょっとだけさわったことがあって、その環境の影響もあったのだとは思うのですが、少し、動作がもっさりしていた記憶があってあまりいいイメージを持っていません(きっと、今なら改善されているとは思うのですが)。それで、非力な環境でも、そこそこ動きそうなLinux Mint MATEを導入してみました(といっても、ベースはUbuntuらしいですが)。
結論から言うと、そこそこ使えそうな印象で、しばらくLinux Mintをメインで使ってみようかと思っています。とは言え、環境を整えるのはそれなりに時間がかかってしまいました。ま、それも楽しかったりするのですが・・・(やっと使えそうになってきた印象です)。
まず、インストール時のトラブルですが、ぼくは、現状Windows10が動いているPCにHDDを増設して、そこにLinux MintをインストールしてDual Bootの環境を構築することを考えました。他のHPを物色するとISOイメージを落として、DVDに焼いて増設したHDDを指定して、インストールするだけで、Dual Bootが完成すると書かれていたので、昔と比べて簡単にできるのねと、簡単に考えていたのですが、インストールの過程でWindows10がインストールされているけど、共存できないよみたいなメッセージが現れました。それでも、インストールは進行してしまったので、Windows10のHDDにアクセスしないように注意して最後までインストールしてみました。しかし、やはり、うまく立ち上がらないではないですか・・・
ってことで、結局何が問題だったかというと、使っていたPCがレガシーBIOSだったみたいで、64bit版がそれに対応していないということみたいでした。昔のMacにインストールする場合に32bit版を使えと出ているのですが、恐らく理由は同じに思えたので、32bit版でインストールしたら、無事Dual Bootでインストールできました。Boot領域が作られるのですが、レガシーBIOSの場合、DOS系で構成されないと読めないみたいで、32ビットだとこれがDOS系で構成されます。64ビット版だと、UEFIにしか対応していないため、レガシーBIOSだと、このBoot領域が読めなくなるみたいです。
インストールはできたけど、今どき、32bitか、まあいいかと思っていたのですが、後日、64bitでないと、動かせないソフトがあったので、仕方なく、64ビット化もやってみました。その話は次回ってことで・・・