Firefoxの機能を拡張していくには、機能拡張用のプラグインを探してきて、プラグインをインストールしなくてはなりません。プラグインのインストールはとても簡単で、プラグインを公開しているサイトからXPIファイルを探して、Firefoxでクリックすると、“拡張機能”管理画面が開き、自動的にインストールしてくれます。Firefoxの設定等によっては自動インストールが出来ない場合もありますが、その場合は、XPIファイルをダウンロードした後、そのファイルをFirefoxにドラッグ&ドロップすると、同様にインストールが開始されます。
この機能拡張機能の手軽さはとてもいい機能だとおもいました。ユーザーごとに使用頻度が違うような機能や、ちょっとした付加機能なんかは、この手法でアップしていくと、更新ごとに、本体をリリースしなくていいし、バージョンアップ時のインストールも簡単に行えます。開発仕様を公開すれば、Firefoxのように発展性も出てきますし、自分のソフトにも応用していきたいと思いました。
この機能で、ちょっと気になるのは、ウイルス関係ですね。あまりに手軽にプラグインを導入できるので、その辺りは少し気になります。でも、まあ、実行ファイルをダウンロードしてインストールするリスクとあまり変わらないことを考えると、それほど気にする必要はないのかも知れませんね。リスクを少なくするためには、クリックによる自動インストールは禁止して(誤ってクリックする場合があるかも知れないので)、ダウンロードするファイルをしっかり見極めればいいのではないでしょうか。
さて、それでは、プラグインを公開しているサイトですが、取り合えず、以下のサイトがとてもよくまとめてあります。まずは、ここで必要なプラグインを入手して、Firefoxをカスタマイズしてみて下さい。
「Firefox」プラグイン特集 [窓の杜]