だいぶ前に見た記事で、ちょっとタイムリーではないのですが、「ブラックジャック」佐藤秀峰さん 自身のサイトで漫画有料配信というのを見て、ついに、出版業界も、と思いました。
音楽なんかで、海外アーティストや、インディーズで活躍されている方が、Web上で直販しているのは、聞いたことがあったのですが、有名漫画家では、初めてなのではないでしょうか。(本だと、宇多田ヒカルさんが、自分のところで出されてましたよね)
一昔前は、出版社を通さなければ、本を全国に流通させることは出来なかったと思いますが、今や、ネットで、個人が自由にやることが可能になってしまいました。これは、良い面、悪い面いろいろあるとは思いますが、現状のシステムにあぐらをかいているマス関係の会社には、良い刺激になるのではと思います。
Webは、まだまだ生まれたばかりのシステムで、安定しているとは言えないでしょう。だから、ルールもない無法地帯と化しているのが現状でしょうか。個人個人が、好き勝手やっているが故に、例えば、中国のおみやげの押し売りのような人もいれば、禁と思われることを平気でやって荒稼ぎする輩も出てきそうです。そうなると、戦国時代のような戦いが起こり、だんだんと統一というか、淘汰されていくのでしょうか。Webは、人間の生態のようなものが垣間見れて、一種の実験場となるのかも知れませんね。
話がそれてしまいました。佐藤秀峰の漫画データの有料配信ですが、初日は10万程度の売り上げがあったようですね。佐藤さんの知名度、人気があるからこそ、出来ることなのでしょうが、いろいろな可能性を感じさせてくれます。頑張って貰いたいものです。