トイレで読書

 トイレで新聞読んでて、怒られるお父さんの話を何処かで聞いたことがありますが、最近、トイレで、読み物をするようになりました。それも、難しい類のもの。ぼくの場合、例えば、技術雑誌や論文、参考書といった類です。時間にして、長くても10分かそこらなのですが、これをやるようになって、読まずに積んでいたものが少しずつ消化されているような気がします。
 なぜ、トイレなんだろうと人ごとのように考えてみたのですが、トイレって良くできた個室なんですよね。だから、集中出来るのだと思います。用を済ますまで、動くことも出来ないし、他にやることもないしで、周りからの誘惑にも負けようがない。と、もっともらしい理由を考えてみました。
 難しい本って、読み始めるまでが長くなって、ついつい後回しにしてしまいがちです。読み始めない理由を探して、いろいろな他の用事をやったりしてしまいます。日頃の習慣に関連づけて、これをやる時には何か読むなんてことを実践すると、だんだん、読む時間が増えてくるのかも知れないなとちょっと思いました。
 たかが10分なのですが、毎日続けていると、たいした量になってくるものです。他にも何かに、応用出来るかも知れませんね。