今日は、音楽を聴くぞというときは、やはり、ワイヤーヘッドフォンを愛用しているのですが、ぼくは、ヘッドフォンは、いろいろ試しているほうだと思うのですが、プロではないので、ヘッドフォンに10000円以上出す気にはなれません。なので、とびきり音がいいといわれているヘッドフォンはあまり体験したことがないのですが、安物ののヘッドフォンだと、やはり、あまり好きな音に出会うこともありません。なので、好きな音に出会うと、そのヘッドフォンは捨てることができなくて、ぼろぼろになるまで使うことになってしまいます。安物ヘッドフォンの場合、機種が新しくなればよくなるというものではないような気がします。むしろ、昔のアナログ系のごつごつしていた重たいヘッドフォンのほうが音がよかったりして、本当に当たり外れがあるので、買ってもなかなか満足出来なかったりします。これは、好みの問題なので、自分が好きな音を出してくれれば、別に安物でもいいですし、高い買い物しても、気にいらなければ、結局使わなくなってしまうんですよね。
ソニーのMDR-Z600は、そんな捨てられないヘッドフォンになっていて、今でも現役で使っています。でも、イヤーパッドがぼろぼろになってしまって、さすがに替え時かと毎回思ったりして、何個か買ってはみるものの、結局、買ったほうを捨てている始末です。今回も、これを機に捨てようかと思ったのですが、ヘッドフォンを物色しているときに、イヤーパッドを売っているのを発見して、もしかして、イヤーパッドの交換が出来るのではと思い、調べてみました。
最初は、オーディオテクニカの別のヘッドフォンのイヤーパッドを流用出来ないかと思っていたのですが、調べて見ると、同じように、MDR-Z600のイヤーパッドがボロボロになって交換している人が結構いることがわかりました。とは言え、もう10年くらい経っているヘッドフォンなので、部品の入手も無理なのではないかと思っていたのですが、取り扱っている店はあるんですね。こちらで注文できることがわかったので、イヤーパッドの左右と、前面フロント2枚を注文してみました。取り扱っているお店もすごいですが、未だに、部品を供給しているソニーもたいしたものだと思います。
ということで、折角なので、ちょっと掃除をして、イヤーパッドを交換しました。このヘッドフォン、装着感は、HA-WD100と違って、柔らかくてとてもいいのですが、改めてみると、破れやすそうな感じがします。さすがに、次回は、生産終了になっているかも知れませんが、使い捨ての時代に、こうやって、交換修理ができるっていいなと思いました。ということで、ワイヤーヘッドフォンも復活。音楽生活も復活です。