PMは、再インストール用のCDやDVDはついていませんでした。
最近のPCには、よくあるらしいのですが、ハードディスクにリカバリー領域というものが設けてあって、メインディスクがおかしくなったら、このリカバリー領域を使って、修復することが出来るという仕組みを取っているみたいです。
昨今の大容量ハードディスクであればこの手の仕組みもありかも知れませんが、PMは16GしかないSSDです。そのうちの4G弱がリカバリー領域として使われてしまうと、正味12Gしか使えるところがなくなります。OSなどプリインストールで使用している領域が4G程度だとすると、残りは、8G程度といったところでしょうか?今の大飯喰らいのシステムだと、ちょっと心もとないですよね。(実際、ぼくは、すぐパンパンになってしまいました)
ちなみに、SSDはオンボードらしいので、容量アップの換装は簡単には出来なさそうです。
ということで、このリカバリー領域をつぶして、SSDまるごとUser領域にしたいと考えたのですが、まずは、バックアップをちゃんと取って、リカバリー出来る体制を整えることにしました。
コントロールパネル > 管理ツール > コンピュータの管理
で、”ディスクの管理”を見てみると、確かに2つに分かれています。リカバリー領域は、ドライブ化されておらず、隠し領域として存在しているみたいです。
さて、バックアップですが、ツールとして下記の2つを試してみました。
・HD 革命 5
・Acronis True Image LE
両方とも、昔買ったHDDに付いてきたソフトで、今はもうバージョンが上がっていると思いますが、Windows Xpのバックアップなので、手元にあるこれで十分かなと思ったわけです。
まず、HD 革命を試してみたのですが、このソフトだと、エクスプローラにドライブとして表示されない部分は、バックアップ対象として現れませんでした。以前SATAの外付けドライブをバックアップしたときは、こちらのほうがうまく行ったのですが、今回は、対応できてないみたいです。(最新のものは、わかりませんが)
次に、Acronis True Image LEですが、こちらは、ちゃんと両方の領域を認識してくれました。このソフトだと、それぞれの領域を別々にバックアップすることも出来るし、一緒にバックアップすることもできます。取り敢えず、初期状態に近い形ということで、ディスク領域まるまるをバックアップすることにしました。バックアップ時間はそれなり(数時間レベル)にかかりますので、時間のあるときにかけるのがいいと思います。(スタンバイに落ちないように設定して、寝る前に仕掛けるとか)
ぼくは、最初、リカバリー領域を潰すつもりがなかったので、ソフトを数個インストールしてから、バックアップを取ることになりましたが、初期状態でまずバックアップを取るほうがいいかも知れません。
その後、一通り、インストール、設定が終わった後にもう一回取ると完璧でしょう。
ところで、Acronis True Image LEはバッファロー製の一部のUSB接続型ハードディスクに同梱されているソフトみたいですね。製品版を通常ルートで手に入れようとすると、それなりのお値段するみたいです(こちらを参照)。いろいろいじり倒す方は、便利ですので、1本くらい持っていても損しないとは思いますが、危ないことをしたくない方はやめておいたほうがいいかも知れません。