フォントについて興味を持ったのは、Vistaの画面を見たからだ。
パソコンで、普段よく使うメールやインターネットにおいて、使用頻度が多いものが、文字を読むということだが、これが結構疲れると思いませんか。フォントを変えて少しでも文字が読みやすくなると、目の疲れが軽減されるのではないかと・・。
ということで、いろいろなフォントを試してみたので、少しずつレポートしてみよう。
まずはWindows Vistaに搭載されている、メイリオフォントをWindows XPで使ってみた。
いろいろなサイトで、やり方が掲載されているので、それを参考にして貰えばいいのだけれど、簡単にやり方をメモしておこう。
まず、フォントを入手します。Vistaが発売される前は、いろいろな所で、いろいろなバージョンのフォントがダウンロード出来ていたみたいだが、今は、入手出来るところ、バージョンが限られているようだ。
ファイルは以下の2つだ。
meiryo.ttc
meiryob.ttc
ネットに落ちているものを探すか、Vistaから拝借してこよう。
(どちらにしても、ライセンス問題がよくわからないので個人使用の範疇を超えないようにしましょうね。)
Vistaから拝借する場合は、コントロールパネル→フォントから
“メイリオ&メイリオ イタリック(True Type)”
“メイリオボールド&メイリオ ボールド イタリック(True Type)”
の2つをコピーしよう。
入手したファイルのインストールは、”コントロールパネル→フォント”から、”ファイル→新しいフォントのインストール”から、ファイルを保存したフォルダーを指定して、二つのフォントをインストールする。
これで、フォントの選択ダイアログに”メイリオ”が現れるようになるはずだ。
場合によっては、再起動が必要な場合があるかも知れない。
実は、これだけだと、表示がきれいではなく、反って文字が崩れてしまう。
メイリオフォントはClearTypeというフォントのスムージング処理が有効なフォントなので、この処理を有効にする必要がある。(これがポイント)
“コントロールパネル→画面”から”画面のプロパティ→デザイン→効果”で、”次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする”を有効にし、”ClearType”を選択する。
これで、後は、アプリケーションのフォントをメイリオに変更すればOKだ。
例えばIEなら、”ツール→インターネットオプション”から”インターネットオプション”の”全般→フォント”から”Webページフォント”を”メイリオへ”変更します。
“テキスト形式フォント”は等倍フォントなので、メイリオには変更できません。この部分に関しては、また別の機会にレポートしましょう。
さて、使用感は、なかなかGoodです。
好みの問題はあると思いますが、ぼくはかなり気にいっている。
今まで以上に読みやすくなったと思う。文字を大きくしたときにその効果が発揮されるような気がするので、ぼくは、割りと大きい文字をデフォルトにしたいと思っている。
線が細い、小さい文字が好きな人には、ちょっと向かないかも知れませんが、試してみる価値はあると思いますよ。
下にメイリオで表示した時の様子を貼っておきます。