前回、備え付けの回復メディアと、Win8.1の起動ディスクを作成しましたが、これを使ってタブレットをBoot出来ないと、回復も再インストール出来ません。試しに、USBハブを接続して、作成した回復メディアが入っているUSBメモリを挿して、再起動してみましたが、普通にWin8.1が起動してしまいます。
BIOSのブートの設定を変更しなければいけないのかと思い、BIOS画面の起動方法を探そうと思ったのですが、よく考えると、タブレットなので、キーボードが使えません?どうやって起動するんだろうと思って調べてみたのですが、AcerのHPで出てきたのは、これです。結局、キーボード繋がないといけないの?ということで、USBのキーボードを引っ張り出してきて、再起動時のF2キー連打で、BIOS画面に入れました。Boot設定に、起動時の優先順位を設定するところがあったので、USBブート、DVDブートの優先順位を上げてみました。その後、回復メディアを挿して起動したところ、回復用のメニュー画面が起動されました。
しかし、よくよく考えると、キーボードがないと起動できないという仕様はタブレットには無理があるのではと思い、さらに調べてみたところ、手間はかかるのですが、確実に起動させる方法がありました(というか、理由はわからないのですが、F2キーの連打で起動しないときがありまして、BIOS画面に入れなくなって困りました。OSの起動と、USBキーボードの認識のタイミングに何かあるのかも知れません)。自分が見つけられなかっただけかも知れませんが、あまり情報が出ていないように思えたので、メモしておきます。
まず、Windows8.1を起動して、「PC設定」画面に入ります。「保守と管理」→「回復」に入ると「PCの起動をカスタマイズする」の項目があるので、「今すぐ再起動する」ボタンをクリックします。再起動がかかると、修復用のメニューが表示されます。そのメニューから「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」を選択すると、再起動ボタンが現れ、再起動を実行するとBIOS画面に遷移します。USBブートで回復メディアを実行すると修復用メニューが出てくるので、USBブートが出来るように設定してあれば、この手順でBIOS画面を出せるようです。
これで、USBブートでいじることができそうです。ここで、UEFIという言葉が出てきました。昔の知識しかないぼくにとっては新しい言葉です。次回、調べてみようかと思います。
ちなみに、今回使用したUSBハブはこれです。
micro USBで、LANが付いていて、OTGと充電の両方が使えます。W3-810含め2機種で使ってみましたが、普通に使えて便利です。タブレット起動時にも認識はしてくれているみたいでした。