別のもの探していたら、たまたま「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」という総務省が出している資料を見つけました(こういうところがWebのいいところですね)。
ぼくは、起業欲がそれほどあるわけではないのですが、将来、自分がいいと思う環境に出会えなければ、自分で整えていけないかなと、漠然と考えることはあって、その選択肢の一つとして、独立・自営を考えることがあります。
独立・起業関係の本なんかを読むと、事務的な話か、精神論みたいなものが多くて、具体的なところが、よくわからないと思っていました。その辺りは、やはり、貴重な情報になるので、有料セミナーにでも行かないと、わからないのかなくらいに思っていたのですが、この資料は、とても具体的なことが書かれていて、有料セミナーなんかで話している内容は、きっとこんな感じなのかなと想像してしまいました。
会社なんかで、経営に関する発表なんかがよくありますが、ぼくは、いわゆるその会社の事業計画などを聞いても、ピンとこないことが殆どだったのですが、それは、内容が、具体的なものになっていなくて、ごまかしの多いものだったんだと気づきました。それは、発表者が無能ということではなくて、チョイスしている事業の内容が、明確に書けない事業になってきているということではないかと思っています。
ここに書かれているような事業計画が具体的に書けるのであれば、本当に有望な事業なんだと思いますが、そうそう書けるとは思えないとも思いました。この事業計画の書き方に添って具体的なことが書けるか書けないかは、うまく行く、行かないのふるいの一つになるのかも知れません。もちろん、この方法は、1手法に過ぎないでしょうから、書けないからと言って、必ずしも失敗するとは限りませんが、説得力は出て来ると思います。
と、いろいろ書いていますが、実は、まだ1/4くらいしか読んでいません。129ページもある大作なので、自分の将来のために、じっくり読んでみたいと思っています。