昔の論文誌を読んでみる

電子データ化の一環として、昔の論文雑誌を電子データにして処分しています。大学卒業したての頃は、学会誌に所属していたので、何年間かは論文を採っていたのですが、仕事が忙しくて、とても論文なんて目を通している余裕がなくなったので、数年で、脱退してしまいました(必要な論文は会社で読めましたし)。そのころの論文なんか、さっさと捨てればいいのだけれど、ちょっと興味がある分なかなか捨てられずにいました。(読まなきゃ意味ないんですけどね)
 それで、今回、電子データ化して捨てようと、論文をばらしているのですが、今の時代でも、興味をそそる内容が書かれていたりして面白いです。もう、10年以上前の論文紙なのだけれど、今、興味がある内容もあったりして、学術的には、こんな前からいろいろ提案されているのだと、改めてわかったりして、技術が確立されるには、やっぱり時間がかかるんだと思いました。
 掃除しているときに、昔の新聞や雑誌をみつけてついつい読んでしまい、なかなか掃除が進まないなんてことありますよね。そんな感じで、今、捨てる前に昔の論文誌で興味あるところだけを拾い読みし始めています。
 例えば、最近興味が沸いてきているニューラルネット。もう古い技術の部類に入るのかもしれないのですが、どうもよくわからないんです。そしたら、10年前の論文誌にニューラルネットの話なんかでてきたりするんです。誌面が限られているので、詳しいことは、省かれている場合が多いのですが、取っかかりにはなりそうです。面白いと思ったことがあったら、ここで書いてみるのもいいかもと思ったりするのですが、さて、ねたになりそうなことが出てくるのか・・・ちょっとずつ読んで行こうと思います。