ちょっと軽いものが読みたいと、だいぶ前に友達から貰った本を読み始めています(以前、流行っていたみたいですね・・・。今頃読んでますが・・・)。
まだ途中ですが、男と女は、そもそも脳の作りが違うので、出来ることも違うという趣旨のことが書かかれていて、なるほどと思うところが多々ありました。もし、男性が女性について、これこれが理解出来ないとか、女性が男性に対して、これこれが理解出来ないと悩んでいるようであれば、一度読んでみるのもいいかも知れません。何かしら、とっかかりにはなりそうです。
この本を読み始めて思ったのですが、こういう話は、何も男女の違いだけではないのではないかと思います。脳の違いというのは、少々ショッキングで、人間はみんな同じと考えたい気持ちが出てくるかも知れませんが、例えば、声なんかは、みんなそれぞれ違うことは認識できます。目隠ししてても、声の違いでそこに居る人がわかったりするのは、その違いを認識出来ているからですよね。声なんて、生まれ持っているものです。極端に声が高い人や、低い人もいます。これらは、声帯の作りや大きさで決まってくると思われますが、後天的にそなわるものとは考えにくいですよね。もって生まれた能力となります。
こういう小さい違いは、本当にたくさんあるような気がします。この小さな違いが、才能の違いとして現れているのではないかと最近考えるようになってきています。
このことは、何も身体的なことだけにとどまらず、脳にも違いがあるのではと、この本を読んで思いました。それが、後天的に学習で備わるのか、生まれつきなのかはわかりませんが、例えば、言語について
(おしゃべり)は男性より女性のほうが優れているのだそうです。優れているというのは、脳で使っているところが違うのだそうです。こういうことを個人差で見ていくと、何々が得意な人は、脳の使い方が違うという話しに行き着くのかもしれません。
得意、不得意は、訓練で修正出来るという人がいますが、ぼくには、そういうふうに思えないことが多々あります。確かに、少しずつ学習によって出来るようになる場合もありますが、例えば、絶対音感を訓練で出来るようになるのかと言われると疑問です。
人は、不平等に出来ている。これは、事実として認める必要がありそうです。だからこそ、お互いが補完しあう関係が必要になってくるのかも知れませんね。