冷蔵庫のない別荘生活は、ちょっとしんどい

 別荘は、ちょっとした山の中にあるので、頻繁に買い物に行くのは、少々面倒に感じます(行けないわけではないのですが・・・)。ぼくは、大体週に1回くらいのペースで買い出しに出ているような感じになっています。逆に言うと、一週間くらいは、食料なんかを保たせなければならないのですが、別荘を買ってすぐの頃は冷蔵庫がなかったので、ちょっと大変でした。生鮮食品が食べられるのは、買い物した日だけ。刺身なんかは、貴重品で、その日のうちに食べきれるだけ買って、後は、日持ちするものを中心に買っていきます。お総菜なんかも、常温だと、保たないものが多いみたいで、インスタント食品系、加工食品、野菜も食べきれる範囲で日持ちしそうなものを買ってきて、毎日自炊するような感じでした。たまに、コンビニ弁当が懐かしくなるのですが、電子レンジもないしで、そのうち慣れてきました。自炊はそれ程苦にはならないのですが、食材のレパートリーが限られるので、ちょっと飽きてきますよね。
 ということで。冷蔵庫を導入することを考え始めます。とは言え、将来的には、家にある冷蔵庫を持ってくるつもりでいるので、それまでの繋ぎという位置づけです。まず最初に思い浮かんだのが、よくビジネスホテルなんかに置かれている小さな冷蔵庫です。あれなら、2個持ちになっても、別の部屋にビール用で置いておいても良いかなと思ったのですが、もしかして、持ち運び出来るようなものがあるんじゃないかと思って探し始めました。最初、ヒットしたのが、缶ビールのプレゼント企画の商品になっているようなやつで、保冷と保温が出来る冷温庫タイプのもの。これは、値段は安いのですが、ペルチェ方式でどの程度の実用性があるのかがよくわかりませんでした。寝室に飲み物を保管するなど、サブの冷蔵庫としては、良さそうですが、メインとして使うには、心許ないですよね。
 そんな感じで決められないでいたのですが、ある時、冷蔵庫が2台になった時のことを考えたら、冷蔵庫より、冷凍庫が増えたほうがうれしいかもと思い始めました。というのも、うちの冷蔵庫は冷凍庫は付いているのですが、小さいタイプの冷蔵庫なので、そんなにたくさんは入りません。保存が利く冷凍食品を使いこなせれば、山での暮らしに有利に働くのではと考えたわけです。持ち運びタイプは必須ではないのですが、便利かもということで、クーラーボックスタイプのものがないかとさがしたところ、こちらを見つけました。残念ながらもう販売終了になってますが、予想以上に使えてます。冷蔵温度も設定できるし、冷凍もしっかり出来ます(-20度にしないと凍らないんですね・・・)。車載で使ったことはないですが、家で、ACアダプターで使っている感じでは問題ないです。家で使うことを考えると、もう少し容量があったほうが便利かも知れませんが、持ち運びを考えるなら、このサイズが許せる限度かも知れません。少し気になるのは、騒音です。コンプレッサ方式なので、普通の冷蔵庫とあまり変わらないです。その分、冷蔵性能は優秀なのかも知れません。
 この冷蔵庫が来たことで、肉類が少し保つようになったので、レパートリーは増えました。冷蔵庫ってやっぱり偉大な発明ですよね。

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