洗面所の設営

 以前、撤去した洗面所なのですが、撤去したままにしようかと思っていました。というのも、トイレと浴室の間のかなり狭い空間で、ここに洗濯機を置くと、狭苦しくなるからです。元々、後から設置したような形跡があって、最初の設計時には、洗面所は考慮されてなかったのではという感じもします。脱着所を兼用している関係もあって、あまり物を置きたくないなと思ってました。トイレは、昔の作りなので、意外に広く、この空間を利用して、間取りを代えれば、少し機能的になるかなと思ったのですが、いろいろ考えると、苦労の割に、得られる効果があまり期待出来ないような気がしてきました。ただ、洗面所はあると便利なので、簡易的なものでもあったほうが良いかと思い、検討を始めました。
 今回の目的は、場所を取らない洗面所ということで、幅50cm以内の洗面台はないかと探してみます。洗面台の入手自体は、個人でも出来そうな感じでしたが、小型の洗面台はあまり選択肢がありませんでした。やはり、大きな鏡が人気みたいで、それに合わせて洗面台も大きくなるのかなと。確かに、スペースがあれば、鏡が大きくて、収納力のある洗面台のほうが人気があるような気はしますよね。小型のものだと、トイレに置く用の手洗い台用途のものがサイズ的には合いそうでしたが、割り切りがある分、洗面台としての使用を考えると、少し中途半端な感じがしました。
 やはり、厳しいかなと思いながら、ネットで検索している最中に、洗面台の洗面器だけ売ってるものを発見しました。もしかして、洗面台ってDIY出来るのではと思い、部品ベースで探してみると、意外にヒットします。簡易的に設置するなら、この選択肢もありだなと思い、検討を始めました。仮組みして、だめそうなら、撤去すれば良いし、スペースに合わせて設置出来るので、まさにDIYのいい所ですよね。値段的には、少し割高な感じはしますけど、いろいろなものをうまく再利用出来れば、値段は抑えられるかも知れません。
 部品としては、洗面器と排水パイプがセットになっているものと混合水栓があれば、機能的には果たせることがわかってきました。後は、台を組めば良いわけです。台は出来合いのものを流用して作れないかと思ったのですが、意外に合うものがなく、結論だけ言うと、某ホームセンターで買ってた、木製ラックに仮置きしています。収納力は問題ないのですが、高さが少し高いので、給水パイプが届かなくて、パイプの延長をするための資材を追加することになってしまいました。混合水栓は、シャワー切り替えがあって、ヘッドが外せて自由に動くものをチョイスしました。この水栓の欠点は、ヘッドを固定して首振りが出来ないことですが、今のところ掃除含めて、不便は感じていません。台については、将来、ちゃんと作りたいなとは思ってます。ポイントはいかに配管類を隠しつつ収納力を上げるかというあたりだと思います。ただ、今の状態でも、普通に使えているので、当分先になりそうな気はしていますが・・。
 鏡台のほうは、デザインボード(パンチングボード)を壁に貼り付けて、それに、鏡を固定しました。最初、買ってきた鏡は少し小さかったので、撤去した鏡台の鏡を切り離して再利用することにしました。固定は、玄関にあった姿見の鏡を撤去した際にでた固定金具を使用しました。やはり、元々、洗面台として作られた鏡だけあって、サイズ的にはちょうど良くなりました。デザインボードの空いているスペースに、洗面用具を収納する小物をぶら下げて完成といった感じです。
 今のところ、仮組みなのですが、今のご時世、手洗いが大事なので、思った以上に重宝しています。水周りは、水漏れしないように組むのに、少しコツがいるのかなとは思いましたが、決して、手に負えないレベルではないのではとも思いました。

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