ぼくは、昔からWindowsの更新は手動で行うようにしています。昔のWindowsは更新内容を確認することができたので、その内容をあらかた確認してから更新するかどうかを決めて更新してました。それが、Windowsのバージョンが上がるにつれ、更新内容の詳細情報が参照出来なくなり、更新も自動以外の選択肢がなくなって、油断していると、作業中に勝手にWindowsに再起動がかかるような時期もあって、ユーザーに難しい(あるいは、面倒な)情報を与えることが悪で、自動化こそ正しいことだという風潮にちょっと疑問を感じていたりします。Windows10になってからは、更新情報の確認がさらに出来なくなってしまったので、せめて更新のタイミングを自分でするために、(そこそこ苦労して)自動更新は切っていて、他の情報を見て、そろそろ更新したほうが良さそうと思ったらまとめて更新をかけるようにしています。Androidの更新もそうなのですが、もう少しユーザー側に選択肢を与えてくれたほうが、使い勝手がいいと思うのですが、いかがなものでしょう。
さて、今回、久しぶりに更新を試みました。更新自体は夜寝る前にかけて、朝起きると無事に終了していました。勝手に再起動がかかることも想定していたのですが、再起動はかかっておらず、再起動の指示が出ていたので、再起動をかけたところ、更新が適用されて、起動中画面に遷移したのですが、そこからなかなか起動しません。久しぶりの更新だったので、大きな更新がかかったのかと、しばらく放置してましたが、1時間経っても、2時間経っても復帰しません。さすがにおかしいなと思ったのですが、動いているのか止まっているのか判断が出来なかったので、クラッシュが怖くて、さらに様子を見ました。結局、午前中一杯待ったのですが、データは別ディスクに保管されているし、クラッシュした場合には、修復をかけることを覚悟して、PCの周辺機器を極力外した状態で、電源を切って起動をかけ直しました。そうしたら、青い更新適用画面が表示され、更新処理が終了した後、起動中画面に遷移後、普通に起動するではありませんか。久しぶりに冷やっとしました。なぜ、起動しなかったのかの原因はわからないままなのですが、取りあえずは復帰してくれてよかったです。参考にはならないかも知れませんが、こういうことがあったということで、メモしておきます。
後から考えると、つぶさなくていい午前中をつぶしてしまいました。せめて、ステータスを追うことが出来ていれば、もう少し早く判断することが出来たのかも知れません。情報を隠すことは簡単さをアピール出来るように思えるのかも知れませんが、難しいことが出来るようになれば、その簡単さが煩わしく感じることがちょこちょこあるような気がします。やはり、選択肢があるほうが、ぼくとしてはうれしいのですが、それが、難しいということになってしまうのでしょうか。