Thinkpad X240のキーボードを取り替えてから、しばらくは、ACアダプターを常時接続した状態で使っていました。その状態では、何の問題もなく使えていたのですが、ある時、外出する用事があり、ACアダプターを外して、PCを持ち歩いていたところ、気づいたら、電源が入らなくなっていました。ACアダプターを外してすぐの時は、普通に動いていたのですが、蓋を閉じてスリープに入れたと思っていたら、電源が落ちて復活しなくなっていました。電源ボタンの長押しでもリセットがかかってくれません。ということで、出先ではPCが使えず難儀してしまいました。
X240をバラしたこともあって、内蔵バッテリーを接続し忘れたとか、バッテリーが劣化して、あるいは、放電して使えなくなったとかいろいろ考えてしまったのですが、家に帰って、ACアダプターを接続しても復帰する気配がないではないですか。仕方ないので、ネットで調べて見ます。
調べてみると、電源が入らなくなることは、チョコチョコ起こっているみたいです。書かれていることを参考に2~3試してみたのですが、ぼくの場合、こちらを参考に、以下の手順で復帰しました。
ACアダプターを外し、外部バッテリーを外す→裏蓋を外し内蔵バッテリーのコネクターを外す→この状態でACアダプターを接続すると、電源ボタンのLEDが点滅しました。→ACアダプターを外して内蔵バッテリーを接続し、裏蓋を締めて、外部バッテリーを接続→ACアダプターを接続すると、また電源ボタンのLEDが点滅しました。
この状態で、電源を入れると、無事起動しました。再起動状態での起動ではなくて、ちゃんと、前の状態が保持されたまま起動しました。
何が起こったのかは、よく分からないのですが、X240をバラしたことで、電源制御関連の設定値がおかしくなったのかも知れません。というのも、以前、何かの理由でACアダプターが接続されているときは、スリープに入らないようにしていたような気がするのですが、それらがリセットされているように思えます。電源周りや、メモリー周りをいじった時には、初期化的なことをする必要があるのかも知れませんね(バッテリーなしで、ACアダプターを接続したので、0クリアーされたとか・・・?)。
何はともあれ、それ以降はACアダプターを外しても、普通に動作しています。こういうのが、自己責任って言われるんでしょうね。