ぼくは、割と視力は良い方で、いまだに眼鏡はかけていないのですが、それでも年齢とともに、遠くのものがぼやけるようにはなってきていて、徐々に視力が落ちてきていると感じています。普段の生活においては、特に支障はないのですが、車の免許の更新は、ちょっと際どいかもという思いもあって、試しに眼鏡を作ってみようかと思ったわけです。
どうやって作るのかもわからない状態で、調べて見ると、眼科に行って検査をして、眼鏡の処方箋というものを出してもらうやり方と、眼鏡屋さんに行って調べてもらうやり方があるらしいということがわかりました。この時点では、違いがよくわからなかったのですが、結果、両方やったことになったので、その違いについて、書いてみようかと思います。
まず、病院に対して敷居が高いぼくは、眼鏡屋さんで、検査だけ受けられるところがあったので、それを受けてみたわけです。いろいろ検査をしてレンズの入れ替えができる眼鏡で、こんな感じで如何でしょうかという提案をしてもらいました。これが良い感じですねということで、結果が貰えるのかと思ったら、眼鏡の仕様に関することは教えて貰えませんでした。眼鏡屋さんでは、あくまで、こういう見え方の眼鏡が作れます。その眼鏡をかけた場合、視力検査の結果はこうなります。如何でしょうか?というアプローチでした。確かに、あるサイトに、眼鏡屋さんでは、処方箋は作れませんと書かれていました。これは、医療行為になるからなのか、お客を囲い込みたいからなのか、よくわからないのですが、作ってもらう眼鏡がどういうものかという情報は開示されないということがわかりました。目そのもの診断については、確かに医療行為になるのでしょうが、目の診断ではなく、作る眼鏡がどういうものかという情報開示ができないということであれば、何だかおかしな話だなと個人的には思いました。眼鏡の注文方法に、今使っている眼鏡を調べて眼鏡を作る方法があるようなのですが、眼鏡屋さんでいきなり作った場合の注文方法なのではないかと思いました。
眼鏡の情報が開示されなかったので、自分の目の状態もわからないということで、それなら、眼科に行って、眼鏡の処方箋を作ってもらうことにしました。検査自体は、眼鏡屋さんと似たようなことをやって、それ以外に問診とかいろいろ診断もしてくれました。それで、貰った処方箋を見ると、軽度の近視という感じでした。実は、眼鏡屋さんでは、乱視があると言われたのですが、たぶん、軽度の乱視はあるのかも知れませんが、眼科では矯正するほどではないという判断なのではないかと。眼鏡屋さんの細かな設定には軽度の乱視の矯正もしてくれてた可能性はあるのですが、どんな設定かはブラックボックスなので、よくわかりません。処方箋の良いところは、自分の目の状態が数値でわかることと、眼鏡の仕様が手に入るので、いろいろな眼鏡屋さんで作ることが出来る(試せる)ということかなと。
逆に、眼鏡屋さんで検査すると、処方箋上に出てこないような細かな矯正までやって貰える可能性があって、より自分にあった眼鏡が欲しい場合には、信用できる眼鏡屋さんを探すのが良いのかも知れません。
ぼくの場合、幸い、普段常時、眼鏡をかけていないと生活できないわけではないので、例えば、車を運転する時だけ眼鏡をかけるくらいの使用頻度を考えている眼鏡初心者なので、自分にカスタマイズされたスペシャル眼鏡が欲しいと言うより、処方箋を貰っていろいろ試してみるほうが合っていると思いました。まずは、量産系の安い眼鏡(というのがあるかどうか知りませんが・・・)で、どの程度使い物になるのかを試してみたいと思います。
ちなみに、処方箋には期限があって、1ヶ月以内に眼鏡を作って下さいといわれました。これ、意味があるのかな?と思ってます。だって、眼鏡自体は、1ヶ月以上使うわけで、1ヶ月たって目の状態が変わるとは思えないですよね。眼鏡が道具ということを考えると、ちょっとピントがずれているような気がするのは考えすぎなのでしょうか?