随分使われていなかった別荘なので、草木は伸び放題でした。植える場所をうまくすれば、それ程メンテナンスする必要がないのかも知れませんが、恐らく想像していた以上に草木が成長してしまったのでしょう、枝振りを考えると、木と木の間隔が詰まっているように見えて、日もかなり遮られているように感じます。草は、刈れば良いですが、木は何本か間伐したほうがいいかもと思いつつ、徐々にやっていくことにして、まずは枝打ちから始めます。
最初にやり始めたのはベランダに浸食し始めている木々です。ベランダに木が覆い被さると、日陰が出来ていい場合もありますが、窓から日が入らなくてジメジメ感も増します。建物に干渉する枝は建物を傷つけることにもなりますので、落としていきます。最初の頃は100円ショップで剪定鋏とのこぎりを買ってきて、チマチマ剪定してました。これが、意外によく切れていたのですが、剪定鋏は嵌合が甘くなりガタが出始めました。のこぎりは本数をやっていくと、それなりに疲れますね。それに、手が届く範囲の剪定しか出来ないので、段々出来るところが減ってきました。それで、髙枝切り鋏が欲しくなって、いろいろ調べてみると、髙枝切り鋏はグリップ部分が壊れることが多いらしいということで、棒に取り付けるタイプで、ひもを引っ張ってはさみを動かすタイプのものを入手しました。後、太い枝用と面を刈るタイプの2種類の刈込鋏に普通の剪定鋏もちゃんとした物を購入しました。
髙枝切り鋏は、ヘッドが少し重いのですが、切れ味は問題ありません。構造も単純ですので、はさみのメンテナンスも簡単そうです。ただ、ひもを引っ張る方式なので、油断すると、ひもが絡まることがあります。ひもをうまく制御しつつ、枝にはさみを引っかけるのに少し慣れが必要かも知れません。扱いやすさで言えば、普通の髙枝切りばさみのほうが良いかも知れませんが、今のところ、大活躍してくれています。ちなみに、のこぎりも付いているのですが、のこぎりについては、うまく使えてません。高い枝をのこぎりで落とすのには、コツが必要みたいで、1本落とすだけでも随分時間がかかってしまいました。現在研究中です。
次に、太枝用の刈込鋏です。剪定鋏で切れないレベルのちょっとした枝が、この刈込鋏で落とすことができます。これが、思っていた以上に快適で、ちょっとした枝はこの刈込鋏ですべて落とすことができます。持ち手の部分も長さがあるので、はさみのが届く範囲も広がりました。買うときは、本当に使うかな?と思っていたのですが、一番使っている鋏かも知れません。
普通の刈込鋏は、形を整えるような場合に使っているので少し限定的かも知れません。生け垣を綺麗にするような場合には活躍するのかも知れませんが、うちの場合は思っていたほどではありませんでした。ただ、意外なところで活躍していて、草を刈るには便利です。丈夫な草を刈るときには、カマより活躍しているかも知れません。棘のある太い茎のある雑草が群生した場所では、大活躍でした。
庭木については、素人なので、もう少し勉強が必要なのでしょうが、やることはたくさんあるような気がしてます。そもそも、名前すらわからない木がたくさんあるので、ちょっとずつやっていければいいかなと。この間、テレビを見ていたら、ベランダを浸食していた木に似ていると思ったのですが、もしかしたらオリーブの木かも?成長が早いのですが、違うかな?いろいろ楽しみも増えそうです。