この間、WinXpとVistaのデュアルブート環境で、Firefoxの環境を移行した。
Vista環境で、ブラウザが不安定という理由でFirefoxを使い出したのだけれど、最近使っていなかったWinXp環境がまた復活してきて、WinXP環境とVista環境で違うブラウザ使っていると、Bookmarkなど、なかなか面倒なことが多くなり、この際、WinXPにもFirefoxを入れようということになった次第。
Firefoxは、プラグインで拡張していくところが面白さの一つなんだけれど、自分の環境を1から構築するとなると、それが逆に面倒になってくる。そこで、MozBackupの出番となる。このソフトは、秀逸で、Firefoxの設定だけでなく、プラグインを含む拡張設定までBackupしてくれて、別の環境でRestore出来る代物だ。ぼくは使っていないけれどThunderbirdなんかもバックアップしてくれるよう。
ここで、日本語パッチが当てられたソフトが入手出来るようなんだけれど、ぼくはうまく入手することが出来なかったので、本家から英語版のMozBackup-1.4.7-ENG.exeを落としてそのまま使った。
まず、バックアップ元の環境で、MozBackupをインストールして、バックアップを行い、バックアップ用のファイルを作成する。バックアップする項目は選べるようになっているので、リストア先で消したくないところは、バックアップしないようにすると良いだろう。
次に、移行したい環境で、MozBackupをインストールして、念のため、現在の状態をバックアップしておく。ぼくの場合は、Firefoxを新規インストールした環境だったので、バックアップは取らなかったけれど、環境をバージョンアップするような場合には、戻せるようにバックアップを取っておいたほうが無難だと思う。
その後、リストア作業を行い、バックアップ元で作ったバックアップファイルをリストアすると、バックアップ元と同じ環境が出来ているというわけ。
ぼくは、そのまま英語版を使ってみたのだけれど、特に、作業上悩むところはなかったので、本家のソフトで問題ないと思う。
このソフトは、良くできていると思う。特に拡張環境が移行出来るのが優れものですね。いままで、別のPCにFirefoxの環境を作るのに苦労していたのだけれど、これがあると、簡単に移行できて便利、便利。文字通り、バックアップとして使うのも良いかも知れません。