買ったばかりの別荘はというと、長い間使われていなかったからだと思うのですが、緑の苔が点在してました。壁やベランダはもちろん、窓にも苔が発生してて、しばらくは、掃除に明け暮れてました。窓なんかに発生している苔は、拭き掃除で簡単に剥がれるのですが、コンクリートに発生しているやつは、なかなか頑固で、ブラシでこすったくらいでは落ちませんでした。それで、賃貸のときには見向きもしなかった、高圧洗浄機を物色することになったと言う訳です。
高圧洗浄機の性能で言えば、やはり水圧になるのだとは思うのですが、使ったことがないので、最低限どの程度の圧力がないと、汚れ落としとして使い物にならないのかということがわからないので、そこは、数字ではなく、レビューを見て、目的を果たせそうか判断しました(中華系の数字は当てにならないし)。もう一つ、機能としてこだわったのが、バケツの水を使えるものがないかということ。というのも、山の水は貴重という考えが頭をよぎり、大量の水道水を掃除に使うことになるのではないかということに抵抗がありました。外壁などの掃除であれば、小川の水や雨水(将来的には、雨水タンクを作りたい)なんかを機械が壊れない程度に濾過して使えば問題ないと思うので、溜めた水が使える高圧洗浄機を探しました。
最初、溜め水を使えるのかどうかの判断が出来なくて、思ったより探すのに苦労したのですが、最初にヒットしたのは、アイリスオーヤマのこれでした。写真で見て、目的通りだと思い、買う寸前まで行ったのですが、溜め水を使う吸水方式を自吸式と言うらしいということに気づき、再度検索したら、パラパラと出てきました。それで、見てると安くて、パワーがありそうなこれを見つけて、中華っぽくて怪しいと思いつつ、好奇心が勝って買ってしまいました(すでに取り扱いは終わっているようですが・・・)。
それで、早速コンクリートのベランダの床を掃除してみようとバケツに水を汲んで、吸水ホースを突っ込んで、使ってみたのですが、最初、水が出なくて焦りました。説明書を読むと、吸水ホースをバケツに突っ込んで、トリガーを引けば水が出ると書いてあったのですが、全然水が出てきません。しばらくすると、チョロチョロ出始めるのですが、とても高圧洗浄というしろものではありませんでした。やはり中華系、騙されたと思ったのですが、よく見ると、水は吸い上げられて動いているみただったので、思い直して、さらにトリガーを引いていると、途切れ途切れ高圧の水が出るようになるではないですか、どうも、注水されるのに時間がかかるということみたいで、水が出るようになれば、普通に使えました。危うく、失望&返品の戦いが始まるところでしたが、使い方がわかってからは、問題なく使えてて、頑固な苔も、水を絞れば、問題なく落とすことが出来ました。
それと、騒音は、結構すごいです。通常のものがどれくらいなのかわかりませんが、特に注水が完了するまでの間(スイッチをいれたばかりの時)は、相当うるさいと思います。高圧の水が出るようになると水を出さない間は静かになります。静音を謳っているものとどれくらい差があるのか、気になるところですが、これについては、静音というには、かなり無理があると思います。
今のところ、活躍する機会は、思っていたほどじゃないのですが、今は、除湿器で除湿された水が溜まったら、掃除をするを何回か繰り返しています。まだ掃除しきれてないところがたくさんあるのですが、ぼちぼちやっていこうと思ってます。
買ったものが中華系かどうかはよくわからないのですが、ノーブランド品は、ヒヤヒヤしますね。やれやれです。