駐車場もそうなのですが、古い別荘は昔の家屋なので、洗濯機置き場が考慮されていない場合が多々あるような気がします。周りの別荘を見ても、外に洗濯機を置いているところもちょこちょこ見かけるし、別荘なので、洗濯が必要なほど、滞在しない場合も考えれば、無くても問題ないとしたのかも知れません。
うちも、最初は考えて無かったような気がしますが、後から、洗面所に設置した形跡があります。というのも、給水用と思われる栓(締めてありますが)と、排水溝用の穴が床にありました。今は、両方とも、壁紙等を張り替えた時に軽く塞いだのですが、後から空けられるようにはしています。
洗濯機を置いてみると、洗面台を小さくしたこともあり、どうにか入れることは、出来ました。洗面所の奥が少し狭くなって、ちょっと圧迫感がありますが、仕方有りません。さて、給水をどうするかですが、給水用の栓には、蛇口が付いていないので、これを復活させるなら、蛇口を取り付ける必要が出てきますが、壁から蛇口を出すと少し邪魔な感じがします。洗濯機の上に棚を設置しているので、それとも干渉しそうです。それで、隣の洗面台から分岐することを考えました。洗面台用には2つの水栓が出ていて、片方はお湯なのですが、こっちは、普段殆ど使ってません。冬の寒い時期にどうしても耐えられなくなった時くらいで、使用期間は短い間です。これを、洗濯機の給水に使っても、洗面所のほうに支障は出なさそうだし、洗濯機のほうも、お湯を使いたくなったときにも利用出来ます。手元にある給水アダプタは、蛇口に取り付けるタイプなので、分岐して、蛇口を付けることも考えたのですが(そういうHPも見かけました)、分岐栓に直接付けられそうなアダプタを見つけたので、それを使ってみることにしました。洗面台の水栓には、水量を調節出来るように止水栓を付けていています。止水栓の先を分岐しておけば、水漏れ等、何かあった時には水を止めることが出来るので、問題なさそうです(水を止めると、洗面台のほうも使えなくなりますが、良しとしました)。排水のほうは、排水ホースにパイプを継ぎ足して、風呂場へ排水することにしました。デメリットとしては、洗濯しないときは排水ホースを仕舞わないと邪魔になるので、毎回排水ホースを設置する手間がかかりますが、たいした手間ではないので、良しとしました。
水漏れと格闘しながら、何とか設置が完了して、今では、安定して、稼働しています。これで、少々長く滞在しても、問題がなくなりました。徐々に、こっちに軸足を移していきたいと思い始めている今日この頃です。