ロフトの天窓のワイヤー交換

 うちの別荘にはロフトいわゆる屋根裏部屋があります。別荘の屋根の角度が割と急峻なので、天井裏のスペースは結構広くて、高さもあります。恐らく、後から洋間の天井裏をベニヤで囲って部屋にしたのではないかと思われます。その際、採光するための窓が欲しくなって、屋根に垂直の窓を建てるよりは、穴をあけて天窓を設置するほうが施工しやすかったのか、この天窓が3つ設置されています。天気の良い日は明るくていいのですが、雨が降る日は、天窓に直接雨が当たるため、傷みやすいのではといろいろ考えてしまいます。実は、別荘を買うときの内見で、ここの部分に関しては、雨が降り込んだ跡があると教えていただきました。天窓自体は、しっかり施工されていて、窓を閉めた状態で、水漏れがあるようには思えなかったのですが、雨の日に窓が全開になっていたことがあったのかも知れません。確かに、天窓側の壁や床のベニヤには、全体的に濡れた形跡があって、ふにゃふにゃになっている部分がありそうです。先々、ここも何とかしなくてはいけません。


 さて、天窓ですが、買ったときは開閉が出来ませんでした。仕組みを見てみると、割と単純で、天窓にガススプリング?がついていて、フリーの状態だとガススプリングが開放されて空きっぱなしなります。天窓にはワイヤーがかけてあり、このワイヤーを巻いていくと窓が閉まっていき、閉まりきったところで固定すると閉まった状態が保持されます。このワイヤーが巻取器の中で絡まっていて、巻取器が動かなくなってました。無理矢理巻いたことがあるのか、ワイヤーには折れ目が付いていたり、一部、ほどけたところもあったりして、再利用するのは無理そうでしたので、この部分を交換することにしました。ワイヤーのイメージは、切断面とか折れ目が付くような力が加わると部分的にばらけてしまうようなイメージがあったのですが、ナイロンで被覆されているものがあるんですね~。これ、地味だけど、とっても扱いやすかったです。絡まったワイヤーを外すのに、少し苦労しましたが、新しいのを設置するのは、割と簡単でした。これで、巻取器をフリーにすると、天窓が開くようになりました。
 修理してて、思ったのですが、この構造だと、ワイヤーが切れたら、窓が開きっぱなしになりますよね。ワイヤーが切れることは、そうそうないとは思いますが、構造的には、逆のほうが安心出来ますよね。もしかして、過去に切れたことがあって、気づくまで放置されていたとか?少し注意が必要かもしれません。


 さて、雨が降っても、天窓周りの激しい雨漏りはなかったのですが、激しい雨が降ったとき、ポタポタ垂れる音が・・・この話は次の機会に。

ステンレスワイヤロープ
ステンレスワイヤロープ

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