NASを導入

 ついにNASを導入しました。NASというのは、Network Attached Storageと言って、ネットワークに接続されたストレージ(ハードディスク)のことです。自宅の環境は、ネットワークを組んでいるというほどのものではなく、これまでは、メインのPCに繋がっているHDDを共有設定して使っていたのですが、必ず、メインPCを立ち上げておかなければならないのと、スマートフォンなんかを含めると、共有したいデバイスが増えてきたことで、データの扱いが煩雑になってきたので、何とかしたいと思っていました。たまたま、NASの有名どころ、BuffaloのLinkStation
を見かけて、昔に比べかなり安くなっていたので、衝動買いをしてしまいました。
 NASを導入したいと思った理由はもう一つあって、前々からデータのバックアップ環境を整えたいと思っていました。HDDが2ドライブのNASであれば、RAID1というミラーリングに対応していて、データを入れると自動的にミラーを作ってくれます。HDDは倍必要になるのですが、バックアップを取ろうと思えば、仕方ありません。
 ということで、2ドライブのNASで検討をしました。LinkStationがコストパフォーマンス的には一番良くて、他にもいろいろなことが出来るし、決まりと思っていたのですが、いろいろ情報を集めると、メンテナンス性が悪いと出ていました。特に、HDDが壊れて交換するときに、いろいろ問題が出るらしいし、純正の交換用HDDが高いなどの問題がありそうでした。普通一般のHDDが問題なく使用出来る2ドライブのNASがないかと探して見ると、以下の2つが見つかりました。

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この2つは、NASケースなので、これにHDDを2つ買わなければなりません。KD20は本当に最低限必要なものしかついていない感じで、あまり遊べそうにありません。結局、少し値が張りますが、何でも出来そうなTS-220を購入することにしました。HDDは、対応表から、安さに負けて、SeagateのST3000DM001を選択。NASの場合、安定性が重視されるため、HDDも、ちょっと高いNAS用を選ぶ人も多いみたいですが、自宅用だし、ST3000DM001の評判もそれほど悪くなさそうなので、これにしました。両方同時に壊れないことを祈りたいですね。
 稼働して、一週間以上経ちましたが、すこぶる快調です。スピード的には、スペックが低く、価格が安いものをチョイスしましたが、自宅用としては十分です。データの移行だけは、大変で、まだまだ時間がかかりそうですが、やった分だけ、快適になるのがいいですね。それにしても、こういう環境は、企業でないと手に入らないし、自分で構築しないとと思っていたのですが、安く便利になったものです。

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