フローリングの補修

 うちの別荘はフローリングがあって、片面が全面窓になっています。陽の光が入っていいのですが(壁が少ないので、家具の配置に困る)、日が当たるところの床が、大分ボロボロになっていました。恐らく、前のオーナーの方が、カーペットのようなものを敷いていたのではないかと思われる境目があって、床が剥き出しになっていたであろう部分が傷んでいて、塗装も焼けている感じになっていました。傷んでいる部分を切り取り交換できると良いのですが、素人がやるには敷居が高そうです。傷んでいる部分は、合板の一番上の層だけで、場所によっては剥がれているところもあるのですが、板全体が腐っているような感じではないので、強度的にはまだ保ちそうな感じです。表面の薄い板を張り替えられないかとも思ったのですが、うまくやらないと強度的に問題が出そうなので、躊躇しています。
 とはいえ、何もしないのでは、あきらかに見た目が悪いので、補修部材で何とかできないかと思ったのですが、面積がそこそこあるので難しそうです。何かいい手はないかといろいろ探していた時に、和信ペイント 水性カラーフローリング用ニス というのを見つけました。”色あせたフロア材の補修・塗りかえ”とあります。もしかして、これで塗り替えれば、そこそこ復活するのでは?と思い、試してみることにしました。
 結論から言うと、仕上げに使うのであれば、そこそこ艶は復活しました。最初、”塗り替え”の部分に期待をして、濃い色の塗料を選択したので、下処理として、サンダーで、塗装をそこそこ剥がして塗ってみたのですが、やはりニスなので、色むらが出てしましました。塗装が残っている部分については、仕上げ処理用の細かい目で表面を綺麗にするレベルに整えて、塗装が剥がれている部分については、下処理として、大まかでもいいので、色合わせをしたほうがいいです。ぼくは、同じ和信ペイントの水性ウレタンニスの色違いを何本か試してみて、補修部分を塗装しました。色を完全に合わせるのは難しいのですが、何回か重ね塗りして、似たよな色にもっていけば、最後仕上げにフローリング用ニスを補修部分だけでなく全体に塗ることで、そこそこ統一感のある床にすることが出来ました。補修が必要ないと思っていた部分も、艶が復活したような気がします。
 あくまで、応急処置のレベルなのですが、費用を安く抑えたいのであれば、選択肢の一つになるのではと思います。とはいえ、ボロボロに剥がれている部分が修理できたわけではないので、そのうち張り替えが必要になってくるかも知れませんが・・。

水性カラーフローリング用ニス
水性ウレタンニス

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