洗面台の撤去

 別荘の脱着所のところに、洗面台があるのですが、開けてビックリ、カビで凄いことになってました。最初は、拭き掃除をして使えるようにしようと思っていたのですが、湿気にやられたらしく、収納部分の合板がフニャフニャになっているではありませんか。この洗面台、どうも後付けっぽくて、取って付けたように設置してあったのですが、水とお湯の蛇口が二つついている古いタイプだし、床の張り替えもすることになりそうだしで、撤去することにしました。
 洗面台自体は、床に置かれているだけで、給水管2本と排水管1本が床から出てきてて、洗面台の底をくりぬいて通してあります。まずは、給水管に止水栓が付いていたので、これを締めて水をとめて、蛇口に接続されている管を外します。排水管は、排水溝に刺さっているだけだったので、これで洗面台が動くようになります。洗面台の底のベニヤはふやけていたので、バリバリと破れて簡単に外れました。
 洗面器と台は簡単に外れたのですが、上の鏡台部分が大変でした。よく見ると壁にめり込んでいるではありませんか。後から気づいたのですが、壁として貼ってある石膏ボードを鏡台の型に合わせてくりぬいてドアの枠のように周囲を板で囲ってはめ込むような構造になっていました。この周囲の板が外れなくて、かなり苦労したのですが、地道に釘を見つけては外してとやっているうちになんとか外せました。鏡台の大部分は薄いプラスチックだったので、鏡を外して廃棄しまして、鏡は再利用することにしました。
 洗面台自体は、そんなに難しい構造で設置してあるわけではなさそうで、撤去も設置も手が届かないレベルではないと思います。ただ、地震対策含め壁や床に固定してあるかも知れませんので、確認したほうが良さそうです(さすがに、壁に穴をあけてるパターンはそんなにないような気がしますけど・・・)。
 空いた穴は塞ぐことにしました。本当は同じ厚さの石膏ボードで塞ぐのが良かったのでしょうが、この時は石膏ボードの存在を知らなかったので、ベニヤをカットして穴を塞ぎました。ベニヤのほうが厚みが薄かったので、厚みを合わせるためのスペーサーを作って、厚さを合わせて貼り付けました。下地用の角材も何カ所か切断されていたので、適宜適当な角材で補強して、ベニヤをコースレットで固定しました。洗面台用のコンセントも出てたのですが、そのまま壁の中に入れて使わないことにしました。その後、上下左右の隙間に補修用パテを埋め込んで補修をしましたが、やはり若干の段差は残りましたが、そこはご愛敬ということで。
 その後、洗面台を設置することになるのですが、その話は、また今度ということで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です